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第1番 眞福寺(如意輪観世音菩薩)

*宗 派 曹洞宗

*御本尊 如意輪観世音菩薩

*開 基 玖岩壽悦大和尚 寛永12年(1635)寂

*開 山 欄室關牛大和尚 明暦3年(1657)寂

*現住職 第21世 松田良一

*〒223−0064 横浜市港北区下田町3−11−5

*電話:045−561−4466

*東急東横線・横浜市営地下鉄グリ−ンライン「日吉」駅より東急バス「サンヴァリエ日吉」  行にて「下田地蔵尊前」下車1分

山号は下田山、古くは駒橋山と号した。駒橋は、かつての村名である武蔵国橘樹郡駒ヶ橋村による。伝説によると、源頼朝公がこの地へ来た折りに、逃げた頼朝公の馬が眞福寺から程近い村内の橋のところにとどまったことから、駒ヶ橋の名が起きたという。

如意輪観世音菩薩は慈覚大師(794−864)の御作といわれる。当山は、御本尊とともに、子育延命地蔵菩薩を安置し、下田地蔵尊とも称される。下田のお地蔵様は、回り地蔵として関東一円を巡行し、江戸時代中頃(1750年頃)に開始されてから、昭和40年ごろに終結するまで、広く信仰をあつめた。

本堂は明治8(1875)年、再建に着手(霊牛代)、明治15年、茅葺御堂造りにて完成(大徹代)、明治17年、瓦葺に改修(大英代)、昭和38(1963)年、屋根を入母屋造りに改修(玄一代)、平成24(2012)年には檀信徒、近隣有志の篤志を得て、屋根を解体改修して銅板葺とし、あわせて本堂耐震工事を行なって趣を一新した。庫裡は、昭和44年に改築され、現在に至っている。

  ご 詠 歌

 ふだらくや

  のりのすぐじの

   こまがはし

  もらさでわたす

   はなのうてなに

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