2. 准秩父観音霊場の御開帳

 准秩父観音霊場では、12年に一度、観音様の眷族(けんぞく:従者)である馬にちなみ、午(うま)歳の4月に全札所一斉に開帳されます。御開帳の折には、観音様の厨子の扉を広く開け、観音様の尊姿尊容を鑚仰参拝していただきます。また、観音様の指に結んだ糸を長く延ばした五色の"善の綱"に触れていただくことにより、大慈大悲の観音様と深く結縁し一体となる、即ち観音様そのものへ発心化身していくという信仰が今に伝わっております。

■当霊場は平成26年4月10日から30日までの21日間にわたり御開帳しておりました。一番札所では、1200名に近いご参拝をお受けしました。他の札所でもたくさんの巡拝の皆様に観音様と結縁していただきました。

■霊場では御開帳に合わせて、札所案内を兼ねた集印帳を発行しました。集印帳には各札所でお渡しする朱印札を綴じ込むようになっています。集印帳と朱印札は、御開帳期間の終了後もお分けしておりますので、ご希望の方は各札所にてお尋ねください。(都合により不在の札所もございますので、念の為お電話などでお問い合わせの上、ご参拝下さい。)集印帳は500円、朱印札は300円で、各札所一律となっておりますので、御奉納をお願い致します。

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